妖怪・丸毛「5円玉返して」 境港・水木しげるロード 2008年06月08日 鳥取県境港市は2日、同市本町の水木しげるロードに設置されている妖怪のブロンズ像「丸毛」の頭頂部にあった「5円玉」の部分が無くなったとして境港署境港駅前交番に被害届を提出した。妖怪のブロンズ像の設置が始まった93年以来、被害は30件目になる。 「5円玉」が無くなった妖怪のブロンズ像「丸毛」=境港市の水木しげるロード、同市提供 同市都市整備課などによると、同ロードには現在133体のブロンズ像があり、丸毛は05年7月に設置された。高さ21センチで、毛むくじゃらの丸い体から手足が出ており、貯金箱のふりをするため、10円玉と5円玉(直径3・5センチ、厚さ0・5センチ)を頭頂部に付けている。地元の人が1日午後5時ごろ、5円玉の部分がなくなっているのに気付き、2日になって市役所に連絡したという。同課では「被害を受けた日時や壊され