今や新たな男女の出会いの場として不動の地位を確立した相席居酒屋。地方への出店ペースも加速しているが、近年、都心部では相席居酒屋をめぐってトラブルが発生している。 トラブルは繁華街のキャッチとそこを歩く男性客との掛け合いから生まれる。 歌舞伎町の路上キャッチ曰く、相席居酒屋の台頭によって、男同士で飲んだあとの「二軒目枠」を相席居酒屋がすべて持って行っているというのだ。 「池袋や新宿が特にヒドいけど、20~30代の若い人は声をかけるとみんな行き先が相席居酒屋って決まっちゃってる。キャバクラより素人と飲みたいんですよね。ぶっちゃけ、あそこ(相席居酒屋)はマジでつぶれてほしい」(歌舞伎町のキャッチ男性) 新橋や神田など比較的客層の年齢が高いエリアの客入りは変わらないというが、若者が多く行き交う渋谷や新宿、池袋ではキャッチが声をかけても「相席居酒屋いきます」の一言を返されて終わり。若い男性たちが相席