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知っているようで知らないオブジェクトデータベース。その定義と必要条件から、RDBとの違いを解説します(編集部) オブジェクトデータベースとは オブジェクトデータベースとひと言でいっても、人によって定義はさまざまなのが実情だと思います。ここでは、私見を含めてオブジェクトデータベースとはどういうものであるかについてお話したいと思います。 Wikipediaでオブジェクトデータベースの記述を参照すると、現時点の最大公約数的なオブジェクトデータベースの定義を垣間見ることができます。冒頭に最もシンプルな説明がありますので、引用してみます。 これはとても分かりやすい説明ですが、この記事を読まれる人にとっては少し粒度が高すぎると思いますので、本記事ではもう少し補足していきましょう。 永続化と直列化:オブジェクトデータベースが持つべき必須条件 まず、オブジェクトデータベースに関連深い言葉をいくつか解説して
オブジェクトデータベースは、オブジェクト指向プログラミングで使うオブジェクトの形式で表現されるデータを格納するデータベースである。オブジェクト指向データベースともいう。オブジェクト指向プログラミングにおいて、オブジェクトをその接続構造(オブジェクトグラフ)ごと永続化するといった用途に利用するのが容易であるなどといった、オブジェクト指向プログラミングや、オブジェクト指向プログラミング言語との関連がある。 オブジェクトデータベースのデータベース管理システム (DBMS) を、 オブジェクトデータベース管理システム (ODBMS; Object DBMS) 、あるいは オブジェクト指向データベース管理システム (OODBMS; Object Oriented DBMS) という。 この項目ではオブジェクトデータベースそのものについての他、オブジェクトデータベース管理システム (ODBMS) につ
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