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  • 『デカルトの暗号手稿』 アクゼル (早川書房) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 デカルトがストックホルムで客死してから四半世紀がたった1676年6月1日、デカルトが最期まで手元においていた文書を秘蔵するパリのクレルスリエのもとを若きライプニッツが訪れるところから書ははじまる。クレルスリエは独占欲が強く、それまで他人にデカルトの手稿を見せるのを拒んできたが、ハノーファー公の紹介状とライプニッツの熱心さに負けてしぶしぶ閲覧と筆写を許した。この時書きうつされた文書類の原は後に失われ、今ではライプニッツの筆写だけで伝わるが、その中に暗号で書かれたとおぼしい『立体要素について』という覚書があった。デカルトは暗号で何を書き残したのか。 思わせぶりなはじまり方だが、ネタバレ的なことを書いてしまうと暗号は1987年にピエール・コスターベルによって最終的に解読されている。デカルトは正四面体や正六面体、正八面体といったプラトン立体を研究し、頂点と辺と面の数の間に

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