米国務省のハーフ副報道官は6日の記者会見で、安倍晋三首相の靖国神社参拝に関連し、「対話を通じて違いを克服するのが地域すべての国の利益にかない、前に進むことが重要だ」と述べた。 副報道官は7日に予定されるケリー長官と韓国の尹炳世外相の会談でケリー氏が靖国参拝について、どのような見解を示すかを問われ、「米国が既に公表している立場」に沿って会談に臨むと説明した。しかし、昨年12月の国務省報道官声明で使った「失望」との表現は避けた。(共同)
米国務省のハーフ副報道官は6日の記者会見で、安倍晋三首相の靖国神社参拝に関連し、「対話を通じて違いを克服するのが地域すべての国の利益にかない、前に進むことが重要だ」と述べた。 副報道官は7日に予定されるケリー長官と韓国の尹炳世外相の会談でケリー氏が靖国参拝について、どのような見解を示すかを問われ、「米国が既に公表している立場」に沿って会談に臨むと説明した。しかし、昨年12月の国務省報道官声明で使った「失望」との表現は避けた。(共同)
安倍晋三首相は6日夜、東京都内で俳優の津川雅彦さん主催の会合に出席した。同席した露木茂・東京国際大学特命教授(元フジテレビアナウンサー)によると、首相はこの席で昨年末の靖国神社参拝を報告し、公明党などが唱える無宗教の国立追悼施設の建設構想については「施設を造ったとしても、戦争で亡くなった方たちのご家族はお参りしないだろう」と否定的な見解を示した。首相は、兵士らが「靖国で会おう」と戦地に赴いたとして「(戦死者の)魂があそこにあるんじゃないか」と述べたという。A級戦犯の分祀(ぶんし)論については触れなかったという。 国立追悼施設をめぐっては、菅義偉官房長官も昨年末の記者会見で「国民に理解され、敬意を表されることが極めて大事。国民世論の動向を見極めながら慎重に検討することが大事だ」と述べ、現時点では取り組む考えがないことを示唆している。
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