2008年11月末、東京渋谷のBarTubeに書籍『ビジュアライジング・データ』の関係者が集い、情報視覚化に関する発表と意見交換を行う座談会(?)が行われました。監訳者の増井俊之さんやレビュアー陣など、研究者、技術者、アーティストと、幅広い分野からの参加者による、さまざまなプレゼンテーションが行われました。 プレゼンテーションに聞き入る参加者。 冒頭は増井さんによる、ユーザーインターフェイス技術とProcessingに関する最近の取り組みです。「エスカレータの右側を空けるのは、なぜ非効率か?」を証明するためにスループットを視覚化した事例などのトピックが紹介されました。 前川峻志さんによる『ビジュアライジング・データ』の著者Ben Fryの作品紹介で例に挙げられた、米国の道路をプロットした映像。道路だけで国の形が何となく分かります。この地図の別バージョンとして、米国の郵便番号データを可