【シアトル時事】米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手(37)=本名鈴木一朗=は28日、今季184安打で日程を終え、大リーグ入りした2001年から連続していた年間200安打が11年目で途切れた。打率も2割7分2厘にとどまり、日本のオリックスで1軍に定着した1994年以来、日米を通じ初めて3割を切った。 イチロー外野手は昨季、大リーグ最多タイ記録となる10度目の200安打を記録。通算最多安打記録を持つピート・ローズ(元レッズなど)に並んだ。今季は4月に好調なスタートを切ったが5月の低迷が響き、波に乗りきれなかった。 この日の試合後は「なぜか晴れやかです」と記録の重圧から解放された心境を語り、不調だった時期を「しんどかった」と振り返った。 【関連記事】 【インタビュー】マリナーズ・イチロー、200安打途切れる 【特集】「全国」夢のベストナイン・愛知県〜イチロー(鈴木一朗)〜 「区