中国軍の2機 尖閣諸島に接近 3月2日 21時23分 2日午後、沖縄県の尖閣諸島の沖合およそ60キロの上空に、中国海軍の哨戒機など2機が接近し、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進していたことが分かりました。防衛省によりますと、中国の軍用機が尖閣諸島にこの距離まで接近したのは初めてだということです。 防衛省によりますと、2日昼すぎ、中国海軍のY8哨戒機と、Y8情報収集機の2機が、東シナ海の上空を北から南に向けて飛行し、沖縄県の尖閣諸島に接近しました。このため航空自衛隊の戦闘機が緊急発進して警戒に当たったところ、2機は進路を西に変更し、日本から離れていったということです。2機が日本の領空に進入することはありませんでしたが、防衛省によりますと、最も近いところで尖閣諸島の沖合およそ60キロの上空にまで接近したということです。中国海軍を巡っては、ここ数年、艦艇が東シナ海周辺での活動を活発化させていますが、