たとえば525万円の総収入の会社員の場合は42%をかけて計算しますが、同じく525万円の総収入の自営業の場合は54%をかけて基礎収入を計算します。 同じ総収入でも、会社員と自営業では基礎収入が違ってくるのです。 自営業と会社員では基礎収入の計算結果が違うため、最終的に養育費の額も違っています。 (2)子供の生活費指数を割り出す親の基礎収入を計算したら、次に子供の生活費指数を計算します。 生活費指数は以下のように定められています。 親:100 子(0歳~14歳):62 子(15歳以上):85 大人の生活費指数は100です。 子供の生活費指数は年齢によって異なり、0~14歳は62で、15歳以上は85になります。 (3)子供の生活費を計算する子供の生活費指数をもとに、子供の生活費を計算します。 子供の生活費の計算式は以下の通りです。 義務者の基礎収入×(子供の生活費指数÷(養育費を支払う親の生活