我が短大には、教員による高校訪問(参考)すなわち営業活動が恒例である。僕の短大の日文科やと英文科では、一人の教員が静岡県内の高校を年間20校ほど訪問している。僕も今週4校まわってきた。都内の大学に勤務する知人の大学教員にこの話をしたら「地方の私立ではそんなこともするのか」と心底驚かれた。普通は広報担当者の業務であるそうだ。 今週訪れた高校でも同様の反応を受けた。年配の女性教員が僕の相手をしてくれたのだが、「大学の先生も高校まわりのようなことをおやりになるんですね。大変ですねえ」と同情された。彼女は、憐みの視線を交えて僕の説明を聴き流し、「うちの学校からはおたくの短大に行く学生はほとんど居ませんよ。受験予定の学生も保育科志望です」と最後に告げた。そして名刺ももらうこともできずに帰らされた。それでも、話を聞いてくれるだけでもありがたいと思わなければならない。門前払いされたりすることもあるのだか
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