2024年6月12日のブックマーク (1件)

  • 録音した自分の声って自分の声とは思えませんが,なぜ? | 日本心理学会

    録音した自分の声を再生して聞くと,とても自分の声とは思えないばかりか,自分の声って相手にはこんなふうに聞こえていたのか,変な声だなとショックを受けます。最初はテープレコーダーの故障か,性能が悪いか,録音の仕方が悪いのかなどと思ってしまいました。でも,ほかの人に聞くとどうも皆同じような経験をしているようです。自分の声が相手にはあんなふうに聞こえているのだと思い出すたびにいつも落ち着かない気になります。 A.筧 一彦 通常マイクロホンでとる声や話し相手が聞く声は,話し手の口(や鼻)から放射された音声です。ところが,話しているときに自分が聞いている声は,気導音といわれる口から放射された音が自分の耳に到来してくる音(自分の前方1.5mぐらい離れている聴き手の耳に達する音や,前方30cmぐらいにあるマイクロホンに達する音などとは少しずつ違います)だけではなく,骨導音といわれる音の合わさったものです。

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