AIで80点の漫画が作れるからこそ、「100点」を見極める人間の価値が高くなる!?──『宇宙兄弟』『ドラゴン桜』編集者・佐渡島庸平に訊く「エンタメ業界・うまい飯といい話」第1回 かつて、娯楽の創造は人類の特権だった。しかしそれは今や、ほかでもない人類が生み出した「AI」によって変わりつつある。エンタメというものは常に変化し続ける存在ではあるが、AIが絵を描き、文章を紡ぐようになった今こそ、ひとつ大きなターニングポイントであることにはうなづいていただけるのではないだろうか。 きたる変革のときにそなえ、そもそも「エンタメとは何なのか」を真剣に考えたい。そんな思いから始まったのがこの企画「エンタ飯!〜うまい飯といい話〜」だ。 本企画ではエンタメ業界の最前線で戦うトップランナーたちと美味しい料理をご一緒しながら、その言葉を拝聴し、彼らが考えるクリエイティブの真髄に迫っていく。 なぜともに食卓を囲む