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ブックマーク / note.com/sasakiri (1)

  • 川柳試論-暮田真名を読む【柳論】|ササキリ ユウイチ

    ……人間身体は死骸に変化する場合に限って死んだのだと認めなければならぬいかなる理由も存しないからである。かえって経験そのものは反対のことを教えるように見える。というのは、人間はほとんど同一人であると言えぬほどの大きな変化を受けることがしばしば起こるからである。 スピノザ『エチカ』第四部定理三十九備考 句集『ふりょの星』刊行を記念して印鑑の自壊 眠れば十二月 暮田真名『補遺』 暮田真名の第一句集『補遺』(私家版)の最初のページにあるこの句に翻弄されながら、連想の限りを尽くす一句評。第一句集の最初の句、この特別な句に評を捧げよう。 にしては長く、もはや一句評というのは仮面でしかなく、おそらく別の顔がある。暮田真名論か、あるいは一般の川柳に通ずる柳論か。果てしない注釈か。何はともあれ、川柳を愛するものとして、また応答する側も奇行に及びたい。-川柳はなぜ奇行に及ぶのか? 大まかにいえば、この試論は

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