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ブックマーク / www.nishinippon.co.jp (4)

  • 「一斉休校」側近主導で強行 結論ありきの政治アピール | 西日本新聞me

    首相は「学校を介し、子どもから高齢者に感染が広がるのを防ぎたい」と一斉休校を持ち出した。藤原氏が「準備期間が短すぎます」と難色を示すと、首相は「混乱は覚悟の上だ」と封じた。萩生田氏は「非正規の母親は仕事を休めない」と疑問を挟んだ。同席していた首相側近の今井尚哉首相補佐官が「救済のための財政措置を考えます」と引き取った。 2日前。官邸では今井氏の主導で一斉休校が議論された。まだ感染者ゼロの地域も多く、菅義偉官房長官は「やり過ぎだ」と反対した。今井氏らはとりあえず矛を収めたが、秘密裏にシナリオを練った。 27日の協議に菅氏は呼ばれなかった。「結論ありき」の協議は30分で終わった。同日夜、首相は3月2日からの全国一斉休校を要請すると表明した。 ■ そもそも休校は感染防止の科学的根拠に乏しい政治判断だった。 政府の専門家会議メンバーによると、休校については2月24日の会合で「仮の話」として議論した

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  • 「水俣は見捨てられたんですね」 天皇陛下、患者に心寄せ続け|【西日本新聞】

    不知火海を望む水俣湾埋め立て地に立つ御製碑(歌碑)。水俣市立水俣病資料館の島田竜守前館長は「天皇陛下は『現地で感じられたことをありのままに表現された』と聞いた」写真を見る 不知火海の向こうに天草の島々が見える。熊県水俣市の水俣湾埋め立て地。水俣病を引き起こしたメチル水銀が今も、コンクリートや土砂で封じ固めた地下に眠る。 2013年10月27日、天皇、皇后両陛下は初めてこの地に立たれた。 「語り部の方々とお会いしたい」。陛下の意向が県を通じて市立水俣病資料館の島田竜守前館長(53)に伝わったのは訪問の約2カ月前だった。宮内庁とやりとりする中、陛下の水俣に対する思いを伝え聞いた。 「機会があればぜひ、水俣に行きたいと思っていた」「胎児性患者たちと皇太子の年齢が近く、水俣病は身近な問題と感じる部分があった」-。 島田さんは緊張の面持ちでその日を迎えた。陛下の資料館滞在は51分。1956年の水俣

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  • ウナギ、絶滅危惧種だけど食べていい?稚魚10倍に値上がりも | 西日本新聞me

    夏バテ防止といえばウナギ。サッカーワールドカップロシア大会で日チームも試合前日にべたとか。土用の丑(うし)の日(今年は7月20日)は近いけれど、絶滅危惧種となって4年、べてもいいの? 巨大なビニールハウスのような飼育槽の窓から中をのぞいた。餌場の囲いの中で待ちわびるようにウナギが上に下にうねっている。 「よく餌をべるし、少々手荒に扱っても大丈夫。ものすごい生命力です」 養殖の生産高日一の鹿児島県、大隅半島の中ほどにある牧原養鰻(まん)(東串良町)社長の牧原博文さん(50)が説明してくれる。飼育槽は全部で10ある。「大隈では一番小さい方です」 ウナギは飼育下で子供を産ませ、増やすことはできないため、養殖業者は、天然の稚魚シラスウナギを別の業者から買い入れ、半年~1年半育てて出荷する。今年は2月と4月に計38キロを仕入れた。 シラスの国内採捕量は今年、史上2番目の不漁だった。198

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  • 霞が関 究極の「忖度」 都市圏総局次長 植田 祐一 | 西日本新聞me

    サッカーW杯での「半端ない」に取って代わられた感もある昨年来の流行語「忖度(そんたく)」。文書の改ざんや隠蔽(いんぺい)に揺れる中央官庁で何が起きているのか、旧知のキャリア官僚に聞くと「お察しの通りですよ」と内情を教えてくれた。 彼によると今年3月末、職場の上司から公文書管理の「徹底」が指示された。その肝は「機微に触れるものは記録に残さず、頭の中にメモせよ。報告する際は口頭で」。首相官邸で首相秘書官らと打ち合わせる際は「メモ厳禁。録音不可」の徹底が言い渡されたという。 そもそも記録自体がなければ、改ざんも隠蔽もする必要がない。政治家と打ち合わせた記録には、経緯や内容に一切触れず「件については了解を取った」と記すだけ。余計な記録を残さないのが面倒を避ける最善の策‐。 どうやらこれが霞が関の「教訓」らしい。だから「総理案件」などと記録した愛媛県や財務省出先機関の職員を、多くのキャリア官僚は「

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