土井たか子さんが残した資料の山が動いた 没後10年、母校へ寄付決まる 女性初の衆院議長が歩んだ道のりは 憲政史上初めて女性で衆院議長を務めた故・土井たか子氏の残した資料が、出身校の京都女子大(京都市)に寄贈されることが決まった。在職中、護憲や男女差別解消、独自外交に力を入れてきた土井氏。資料は写真や日々の活動を記した手帳などが多数あり、識者は「女性政治家の歩みを知る上での第一級の歴史資料」と評価する。資料を預かってきた元秘書は「今後の研究に役立ててほしい」と、土井氏の没後10年にあたり願う。(岸本拓也)