今日は、少し専門的な話をしようと思います。 中国武術では〝腰〟の使い方はかなり重要視されています。 長年の指導の中でも、その大切さをつくづくと感じています。 腰は、身体全体の使い方(身法*1)や、力の出し方、姿勢などの全てに関係しているのです。 正しく理解することで怪我の予防や、より良いカンフーの練習や、太極拳での健康効果が期待できると考えられます。 しかし困るのは、その使い方が先生や流派によって伝える内容は様々で、或る先生のところでは〝腰を入れる〟といい、ある先生のところでは〝股関節を捻る〟ということです。 また〝日本人と中国人の腰に対する感覚上の違いもある〟という一説もある位です。 そんなことはあるのか?腰と言ったら皆同じだろう、 本当にそうなのか、、、?どれか正しい基準なのか、自分自身も迷ってしまいます。 では、どうすれば? 判断をする為に、まずは〝腰〟の位置を確認しましょう。 下の