JFrameを継承してクラスを作る さて、作成したソースコードにもう一度目を向けてみましょう。ここでは、JFrameインスタンスを作り、このメソッドを呼び出して必要な処理を行っていました。実は、実際にSwingを利用する場合、このような書き方をすることはあまりないのです。 これは、「既にあるJFrameというクラス」をそのまま利用するやり方です。しかし、実際にウインドウを使ったプログラムを作成する場合、「既に用意されている標準的なウインドウ」だけを使って何かをすることはあまりありません。JFrameにはウインドウを扱うための標準的な機能は一通り揃っていますが、逆にいえば「標準的なものしかない」とも言えます。 実際にプログラムを作成する場合、標準的なウインドウに独自の機能を付け加えたり、既にある機能を修正したりしてオリジナルなウインドウを作成することになります。となると、「既にあるJFram