時津風親方悪質な隠ぺい工作、立件即解雇 理事会へ向かう時津風親方(中央) 大相撲時津風部屋の序ノ口力士、時太山(当時17=本名・斉藤俊さん)が兄弟子らから暴行されて死亡した問題で、事件後、時津風親方(57=元小結双津竜)が隠ぺい工作を図ろうとしていたことが27日、明らかになった。この日、時太山の父正人さん(50)が都内で会見。「(遺体を)火葬すると言われたけど『それは困る』と断った」と赤裸々に明かした。また日本協会は、同親方が逮捕された場合、即刻解雇する方針を固めた。 遺族の口から悪質な「事実」が明かされた。公の場に初めて姿を見せた正人さんは、悲しい記憶をたどりながら、愛息が亡くなった6月26日の、時津風親方とのやりとりについて口を開いた。 正人さん 全部任せてくれと言われた。全部って何だろうと思って兄さんに電話してもらったら「骨にしてよこす。火葬してよこす」と。「それはちょっと困るから」