世界には、俗に三大宗教と言われるものがあって、皆さんよくご存知のように、仏教・キリスト教・イスラム教ですよね?そして、これらの宗教では、必ず生前の行いが悪い人は”地獄”に送られる!とされている。針の山、鬼、血の池…等が皆さんの持つ地獄のイメージでしょうか?日本人が持つ地獄のイメージの大半は、仏教のものと思いますが… ”地獄”という言葉はサンスクリット語の「ナラカ」という言葉を意訳したもので、このナラカの音写した言葉が「奈落」だと言われている。従って本来、奈落と地獄は同じものなんだそうで…。 仏教では、死者は冥土で生前に犯した罪の裁きを受け、様々な欲に捕らわれている者は、天道、人間道、修羅道、餓鬼道、畜生道、地獄道の六道の辻に立たされるという…。この内、最上位の天道(インド土着の神々が住むところ)でさえも、苦しみの輪廻する世界に変わりなく、輪廻しない「涅槃」へ解脱するには悟りの境地に達さなけ