上の二つの記事によると、今回訴えを起こした著者に対して、東京地裁はAmazonに、誹謗中傷投稿を行った人物のIPアドレスだけでなく、住所や氏名などの個人情報を提供するよう命令を出したという。 Amazonにレビューを投稿するためには、Amazonに住所、氏名、メールアドレスなどを登録しておく必要がある。 Amazonは東京地裁から、誹謗中傷コメントを投稿した人物の、登録住所、氏名を公開するよう命じられたのだ。 そして、Amazonが控訴しなかったため、この命令は確定した。 僕は著者として、この決定は画期的だと歓迎する。 匿名で事実と異なるデタラメを自由に投稿でき、それが本や著者の評価として公開されてしまう状態は、どう考えてもフェアではなかった。 この命令で、デタラメを投稿してきた人物が特定され、正しく制裁を受けるようになれば良いと思っている。 今回の命令は原告に対する1件の訴えに対する命令