2016年11月23日のブックマーク (1件)

  • 映画 『ノーカントリー』 怪物として描かれる近代と新世代 - 雑想録

    あらすじ 麻薬カルテルの抗争現場で、偶然大金を拾った主人公ルウェリン 彼はふとした善意が災いして、麻薬カルテルに追われることになる カルテルが雇った殺し屋は、標的など関係なく人を殺しまくる怪物であった 知力の限りを尽くして対抗するルウェリンは逃げ切れることができるのか 「欲望」に振り回される間抜けたち、を描き続けるコーエン兄弟 平穏な日常を送りつつ、何かしら「不満足」を抱える人々が、欲望やコンプレックスに駆り立てられて行動した結果、血みどろの混沌が訪れる。そんなテーマを繰り返し描き続けるコーエン兄弟。 危ない事態をさらに悪化させていく間抜けな人間たちを描きながらも、彼らをどうしようもなくコミカルな存在として描くのも大きな特徴である。 間抜けなだけじゃない主人公 作で欲望に駆り立てられる主人公もまた、どう考えても危ない麻薬カルテルのお金を持ち逃げしてしまう間抜けである。 とは言いつつ、ベト

    映画 『ノーカントリー』 怪物として描かれる近代と新世代 - 雑想録
    yarumomo
    yarumomo 2016/11/23