「仕事が一段落する」などと言うときの「一段落」について、[イチダンラク]のほかに[ヒトダンラク]という言い方・読み方もよく耳にします。放送でも[ヒトダンラク]という読みを時たま聞くことがありますが…。 「一段落」の伝統的な読みは[イチダンラク]です。 「一段落」は、文章の切れ目の「段落」に「一」を冠した熟語で、「一つの段落。ひとくぎり。転じて、ものごとがひとくぎりしてかたづくこと」(『広辞苑 第6版』岩波書店)を意味します。この「一段落」[イチダンラク]が[ヒト~]と誤って読まれる原因は、「一仕事」「一芝居」「一安心」「一工夫」「一苦労」「一騒動」など同じ語形をもつことばに[ヒト~]と読む語が多いことに加え、似た意味をもつ「一区切り」が[ヒトクキ゚リ]と読むこととも関係があるものとみられます。平成5(1993)年のNHK「ことばのゆれ調査」では、[イチダンラク]と読む人が8割いたのに対し[
あなたは漢字をうまく使い分けられていますか。例えば「未公開」と「非公開」、何が違うかきちんと説明できますか? 今回は「未」「非」「無」「不」の正しい使い分けについて勉強していこう。 この連載は書籍『意外に知らないけっこう間違いやすい漢字』(アスコム)から抜粋、再編集したものです。 みなさん漢字は好きですか? 「読めるけど書けない!」「正しく書けているか自信がない……」なんて人、実際多いのではないでしょうか。 日常生活で当たり前のように使い、目にする漢字。日本人の私たちには、もはや欠かせないツールです。 漢字とは、知れば知るほど面白いものです。意外なことに、日本人でもよく知らないことがたくさんあります。 本書には、「玉子」と「卵」って別物? 「貴様」はなぜ失礼な意味になったのか? など、漢字の面白い話が満載! 私たちにとって密接な漢字を、楽に・楽しく・効果的に、ワクワクしながら学んでいきまし
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