全国学校図書館協議会では、全国の学校図書館関係者の協力によって、1963年より学校図書館調査を毎年続けています。2017年度の調査の結果が次のようにまとまりました。 調査する項目には、毎年調べるものと特設したものがあります。「蔵書」「担当職員」「経費」は毎年調べています。今回の調査で特設したものは、「新聞・雑誌の購読数」「図書の購入と選定」「図書の廃棄」「障害者差別解消法への取組み」です。 平均蔵書冊数 2017年の平均蔵書冊数(1校あたり)は、小学校では9,941冊、中学校では11,985冊、高等学校では25,572冊になります。 「学校図書館図書整備等5か年計画」で地方財政措置されている図書予算が、他に流用されないできちんと図書費として予算化されるように、さらに働きかけを強めていく必要があります。