公文書館新設計画、廃校活用策白紙に 中津市 [大分県] 2015年07月08日 00時06分 中津市は7日、小学校の廃校舎を活用して公文書館を新設する計画について、改修費用が予定を大幅に上回ることが判明したため中止すると発表した。 市は当初、2009年に廃校になった旧柿坂小(同市耶馬渓町柿坂)の校舎を改修し、公文書館として16年度中に開館する予定だった。改修に向けた調査を行ったところ、大量の公文書の重さに耐えるため、予定より大掛かりな補強工事が必要なことが判明。費用が予定額の約4倍となる4億円以上に膨らんだため、計画を断念したという。 市総務課は「場所の選定や設置方式をゼロから見直したい」としている。=2015/07/08付 西日本新聞朝刊=