埼玉医科大学における2016年4月の図書館システム更改に至るまでの検討過程および情報共有方法について報告する。図書館システム選定の方針は,(1)仕様書は作成しない,(2)カスタマイズは行わない,(3)チェックリストを作成し各社のシステムを評価する,である。選定の結果ベンダーを変更し,データ移行を行った。2016年3月末に全図書館職員が参加する運用会議を開催し,システムの使い方の意識を合わせた。情報共有にはNAS(Network Attached Storage)およびチャットツールSlackを用いた。これらのツールの使用により,システム担当者の負荷が軽減されることが確認できた。 学校法人埼玉医科大学(以下,本学)は2016年4月に図書館システムの更改を行った。ベンダーの変更を伴ったため事例として報告する。 本学は1972年に医学部のみの単科大学として埼玉県入間郡毛呂山(もろやま)町に開学し
今春、発刊された宗教年鑑に、真宗大谷派(本山・東本願寺、京都市下京区)が2015年末の信者数(門徒数)を、前年の約2・5倍の791万8939人と掲載し、「急に増えたのはなぜ」と話題になっている。宗教年鑑にある宗教統計調査を過去にさかのぼって調べてみると、大谷派だけでなくほかの伝統教団でも、信者数が急増していたり、逆に長年同じ数字が載っていたりする。算出方法が各教団にまかされているためだという。数字の根拠を尋ねてみた。 ■独自の算出方法、世帯数×3で急増も 宗教統計調査は、各教団の報告をもとに文化庁宗務課がまとめている。大谷派では2010年以降、5年に一度行う調査で判明する「門徒戸数」に、総務省が毎年発表する平均世帯人数をかけて算出していた。2010年以降は320万人台の信者数を届け出ており、14年末は320万4160人と報告していた。 同派は15年末の数字を報告するにあたり、これまで
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