ニューノーマルで押さえるべき5つのポイント 「稼ぎ方」の多様化は、この20年で定着した「コト・モノ消費」が推進力のベースになることを理解しておきたい。その上で、新型コロナウイルス感染症の影響で脚光を浴びた「ニューノーマル」と呼ばれる環境の変化が、実際にビジネスをどう変えていくのかを、5つの要因を指摘しながらこの記事で論じていく。 1つ目は、インターネットへの接続人口と利用時間の増加である。総務省の情報通信白書(令和元年版)によれば、個人のインターネット利用率は約90%となっている。利用時間も1日約2時間とこの5年で3割増加。すでに生活インフラとなっている。活用するためのデバイスも、スマートフォンの普及率が80%を超えており、実利用環境も整備されている。 さらに、 こうした拡大傾向を背景にしながら、現在は、5Gが今後コンシューマーとビジネスの両面での普及することなどが期待されている。たとえば