神田さんの話にも一理あるんですが、消費分析の観点からすると消費動向とコホートの関係の理解が根本的なところで間違っていて、また、因果推論にわざと至らないようなデータを並べて「スマホが新聞を殺したわけではない」と位置付けてます。 言うまでもなく新聞以外の紙媒体の発行ベースも広告出稿も減っており、また、神田さんの掲げた新聞売りの部数もいわゆる「押し紙」問題で公取事案となってしまった時期の不正確な数字を前提にしているので、まったく参考にならんわけです。 国民が、全年代に渡ってスマホ経由での情報入手にカネを使うようになり、総世帯版の家計調査報告における週刊誌や雑誌、書籍の支出額(まあこれも統計的にどうなのという話はあれども)や、各媒体・分野別の広告出稿および広告効果を見れば一目瞭然で「新聞の部数低迷はスマホへの情報流通意向が原因」という因果推論で間違ってないよと思います。 さて、神田大介さんはポッド