「現代語訳 論語と算盤」を読んだ 現代語訳 論語と算盤 (ちくま新書)渋沢 栄一 守屋 淳 筑摩書房 2010-02-10 Amazonで詳しく見る 経営者の人が勧めていたので読んだ。 その人は、手元においておいて、何度も読み返していると言っていた。 それだけの価値をこの本から自分は読み取れるか? ◆読んだメモ 日本資本主義の父実業界の父と呼ばれる実業や資本主義には暴走に歯止めをかける枠組みが必要だと考え、それが「論語」だと考えていた。論語はすべての人に共通する実用的な教訓争いはいいのか悪いのか? 争いは何があってもなくすべきものではなく、世の中を渡っていく上でははなはだ必要なものであると信じる。名声とは常に困難で行き詰った日々の苦悩から生まれてくる。失敗とは得意になっている時にその原因が生まれてくる。 立派な人間の争いであれ正しい道をあくまで進んでいこうとすれば、争いを避けることは絶対に