サッカー日本代表が6戦全勝でのワールドカップ(W杯)アジア2次予選突破を決めた11日は、森保一監督(55)にとって特別な日になった。選手、指導者として長く過ごした広島で初めて日本代表を率い、試合前の国歌斉唱では目が赤くなるほど涙をためていた。 「サッカー専用スタジアムができることは広島在籍時の大きな夢の一つだった。そこでプレーできる喜びで感極まったところはある。国歌を歌っている時は日本人である誇りと喜びと幸せがあふれ出てくるし、さらに広島で代表戦ができた二重の喜びがあり、涙が出てきた」 5―0で大勝したシリア戦後の記者会見で、理由をこう語った。 試合会場のエディオンピースウイング広島は、広島市内の原爆ドームなどがある平和記念公園近くに建設され、今年2月に開業した。名称には「恒久平和と、夢や希望を持って明るい未来へ羽ばたく」との願いが込められている。森保監督は2012~17年にJ1サンフレッ
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