9月3日、財務省が3日発表した2018年4─6月期の法人企業統計によると、売上高・経常利益・設備投資が前年比・前期比そろって増加した。写真は都内の建築現場とビル群。2015年6月撮影(2018年 ロイター/Thomas Peter) [東京 3日 ロイター] - 財務省が3日発表した2018年4─6月期の法人企業統計によると、売上高・経常利益・設備投資が前年比・前期比そろって増加した。経常利益は過去最高額を記録、設備投資も前年比で2桁増となった。17年度についても利益・設備投資ともに過去最高額だった。大幅増益に伴い、利益剰余金(内部留保)も過去最高額の446兆円に達した。世界的な自動化・情報化需要の拡大を背景に企業活動の好循環が鮮明だ。 4─6月期の設備投資額(ソフトウエアを含む)は全産業で前年比12.8%増え、7期連続の増加となった。内訳をみると、製造業の設備投資額は前年比19.8%の大