ブックマーク / toriyamazine.blog.2nt.com (6)

  • 王様を欲しがったカエル |アミテージ・ザ・サード再見

    日は強烈な眠気に抵抗しつつ撮影に従事。仕事場に戻ってから原稿執筆に入ったのだが、どうにも気が乗らなくて『アミテージ・ザ・サード』(1995年・AIC)のDVDを再見。 この作品は、フェミニズム的な価値観が浸透した地球と、少子化対策のために女性型アンドロイドを大量に使っている『フィギュア萌え国家』火星の政治的駆け引きに主人公が巻き込まれて……という展開のSFポリティカルアクションアニメで、今の基準から見ても小中千昭のシナリオはかなりいい線を行ってる(作中に登場する女性作家がクトゥルフ神話を題材にしているのが、いかにもクトゥルフ好きの小中らしくて笑える)にもかかわらず、日のファンにはまったく受けず、アメリカでは大受けしてPOLY-MATRIXというタイトルで映画化、続編まで作られたといういわく付きの作品。 残念ながら、SFはカントリーミュージックと並んでアメリカ固有の文化のようで、日では

  • 王様を欲しがったカエル |児童ポルノQ&A(1)

    ようやく仕事に復帰。ここ通算で4~5日間ほど、表現規制関連の情報収集や整理、マスコミや行政の対応に追われて仕事をしていない。仕事どころか、このブログのコメントすら放置(すいません)。普通のクリエーターだったら、とうの昔に潰れていてもおかしくない状況だ。私の場合は、仕事の金銭面よりも裁量権を優先した契約に切り替えているから、いざとなったらの発売日そのものをずらすという荒技を使って対処をしているだけで、普通の作家やライター、漫画家にはこれは無理というか、やったら確実に作家生命が縮む。 表現規制全般の問題に関わっていると、常にある問題に直面せざるを得ない。それは金だ。反対運動に関与している時間と労力は、自由業である私にとってすべて持ち出し、すなわち金銭的な損失に他ならない。表現規制反対運動のために電話している時間に原稿を書けば、それだけ収入は増えるし、そもそも電話を使った分だけ金がかかる。 し

  • 王様を欲しがったカエル |児童ポルノQ&A(2)

    日も執筆に従事。一連の規制騒動に関してだが、漫画やアニメなどの実在する児童が出演していないポルノを『準児童ポルノ』と規定した日ユニセフ協会に対して、MIAU(インターネット先進ユーザーの会)が質問状を送ったようだ。質問状の内容を確認したが、適切なもので特にコメントすることはない。 とにかく、規制反対に関しては使える手段は何でも使って抵抗した方がよい。日ユニセフ協会は、『準児童ポルノ』という名称を付けて大々的に宣伝をすれば、マスコミを中心とした世論が自分たちの側につき、規制反対派が萎縮して状況を有利に進められると考えているのは明白だから、「萎縮してないよ」と表明するだけでも相手の算段に狂いが生じてくる。 また、一部の規制反対派の間では、今回の日ユニセフ協会の行動は「わざと表現規制をちらつかせて、そこに耳目が集まった隙に単純所持規制をとしてしまおうとしているのではないか?」と言われてい

  • 王様を欲しがったカエル | 児童ポルノを撲滅しようと画策している団体は、内部で児童にポルノを鑑賞させている。

    児童ポルノを撲滅しようと画策している団体は、内部で児童にポルノを鑑賞させている。 ジャンル : 政治・経済 スレッドテーマ : 表現規制問題 脳へのダメージは相変わらず深刻で、今日は普段だったら絶対しないようなミスまでやらかす。もう、大変。しかも、私が大阪まで撮影に行っている間に、政治関連の状況がますます逼迫していたりするんだから、たまったもんじゃないよ。 余談になるが、大阪のSMマニアというのはオランダのサッカー選手みたいで、数は少ないけど質が高くて個性的だ。お隣の京都はマニアとの交流がほぼ皆無なために、覚えてるのは女性の顔だけ。4~5人に一人が狐目の瓜実顔という日最大のクローン帝国である(2番目は沖縄)。電車に乗っていると、必ず同じ顔の人間が降りたり乗ったりしてくるので、関東人は恐怖に苛まれる。遺伝子が濃すぎだろ。 余談はこれまでにして、前回の続き。 最初に検討するのが、 1)実在す

  • 王様を欲しがったカエル |オタク文化の歴史的な位置づけ。

    先月の27日に大叔母の告別式に出席。 しかし、開催場所への移動中、電車内でゲイの痴漢に遭遇。最初は電車の揺れに合わせてお尻がぶつかってくるだけだと思い、「まあ、混んでるし場所をずらすか」と立ち位置を変えたのだが、どういうわけか相手のお尻がこっちをホーミングしてくるざんす。で、「何じゃこいつは?」と思って相手を観察すると、スキンヘッドで痩身の年下男性。見た瞬間に、そっち系と分かる雰囲気で参った。とりあえず、身体の方向を180度回転して防御。この年齢になって痴漢などされたくないわい。 幸い、それ以上のトラブルはなく、無事に告別式は終了。直帰して作業を再開。ぜんぜん終わらない。死ぬな、これは………と凹んでいると、追い打ちに知り合いのライターから連絡。どうやら、このブログに目を通しているようで、「非モテオタクに関するネタがないか?」と言われて順ギレモードに突入。 あのね、オタクはイコールで非モテ

  • 王様を欲しがったカエル |『らき☆すた』は難しい。

    日は9月のスケジュール調整。カメラマン・モデルプロダクション・他の出演者などと電話で連絡を取り合う。しかし、実写系雑誌のために最低でも撮影を5回以上しなければならない現実を目の当たりにすると、さすがにぐったりくるな。撮影前の準備も含めると、最低でも15日間は拘束される勘定になるのに、平行して2冊分の雑誌の文章を書き上げなければならない。どう考えても、休みが取れる状況じゃないよ。というか、死ぬ。 仕事以外で最近気になることは2つ。1つは格差社会問題に言及したネット上の言説なんだけど、これは次回にチャンスがあれば書いてみるつもり。もう1つは仕事と間接的に関係のある『らき☆すた』について。 この作品に関して、私は特に興味を持っていなかったのだが、何かの拍子で話題になった際に、「あの作品のどこが面白いのか?」とサブディレクターに質問をしたところ、「あの作品は詰まらない。でも、理想のオタクライフを

  • 1