本日は強烈な眠気に抵抗しつつ撮影に従事。仕事場に戻ってから原稿執筆に入ったのだが、どうにも気が乗らなくて『アミテージ・ザ・サード』(1995年・AIC)のDVDを再見。 この作品は、フェミニズム的な価値観が浸透した地球と、少子化対策のために女性型アンドロイドを大量に使っている『フィギュア萌え国家』火星の政治的駆け引きに主人公が巻き込まれて……という展開のSFポリティカルアクションアニメで、今の基準から見ても小中千昭のシナリオはかなりいい線を行ってる(作中に登場する女性作家がクトゥルフ神話を題材にしているのが、いかにもクトゥルフ好きの小中らしくて笑える)にもかかわらず、日本のファンにはまったく受けず、アメリカでは大受けしてPOLY-MATRIXというタイトルで映画化、続編まで作られたといういわく付きの作品。 残念ながら、SFはカントリーミュージックと並んでアメリカ固有の文化のようで、日本では