【読書感想】 『中国ビジネス必携』 : 制度会計対応現場のオナヤミ2012年09月18日07:02 カテゴリＩＦＲＳ以外読書感想 【読書感想】 『中国ビジネス必携』 ・『中国ビジネス必携』 菅野真一郎著 金融財政事情研究会 取引銀行の営業さんがプレゼントしてくれました。 中国に関心をお持ちの若手から社長さんまで、広くオススメできる一冊です。 著者は長年中国に駐在されていた方で、以下のようなことを具体的に教えてくれます。 ・合弁交渉のポイント（P.60～） 交渉会議を開いたら、その日のうちに議事録を作成する（P.76）といった事務のポイントや、先方の交渉窓口の人や通訳を持ち上げすぎない（P.64）、という気遣いのポイントを教えてくれます。 この「通訳を持ち上げすぎない」というのは、交渉が頓挫したときに、「通訳」が失敗の生け贄とならないようにするための配慮です。 言われてみればもっともです。 また、合弁会社のしくみとして、「董事会の議決権は出資比率ではなくて
