IntelとMicrosoftが、コンピュータ業界における両社の影響力を組み合わせ、HD DVDフォーマットを次世代DVD標準をめぐる戦いの勝者に仕立て上げようとしている。 現行のDVDは通常4.7Gバイト相当の情報を保存できるが、次世代DVDの標準をめぐって争う両陣営では、それぞれ高品位(HD)テレビの番組を記録したり、より多くのデータをバックアップする目的に使用できる大容量のフォーマットを標準として確立させようとしている。現状では、東芝などが支持するHD DVDが、ソニーなどの推すBlu-ray Discと争っているかたちだが、このBlu-ray Disc陣営には2大コンピュータメーカーのHewlett-Packard(HP)とDellも加わっている。 IntelとMicrosoftは、両社がHD DVD陣営に肩入れすれば、それで両陣営の膠着状態を打開できると考えている。「われわれは単