だんだん問題が大きくなる東芝の「不適切会計」 正確には「だんだん本当のことがバレてきたため、今まで穏便に済まそうと配慮していた周囲の方針が明らかに変化してしまった東芝」と書くべきですが、長いので表題のようにしました。 東芝は、新たに主力の半導体事業でも900億円程度の損失(減損)を計上する見通しとなったことが「関係者への取材」でわかったと本日(7月15日)報道されています。この「関係者」とは、この問題に指導的立場にある金融庁(証券取引等監視委員会を含む)のことと思われます。 すでに第三者委員会の調査などで、過去の営業利益の過大評価が1700億円をこえることが判明していましたが、新たな損失を加えると最終的に3000億円近い過去の利益が押し下げられる公算が大きくなったとも報道されています。第三者委員会の調査報告は7月21日頃に発表されるはずですが、早くもその内容がリークされているようです。 こ