Windows 2000とXP SP2の延長サポートが正式に終了したが、パッチ提供に間に合わなかった脆弱性が残されている。 米Microsoftは、7月13日(現地時間)に公開した月例セキュリティ情報をもって、Windows 2000とXP Service Pack 2(SP2)を対象とした延長サポートの提供を正式に終了した。だが、サポート終了の直前に外部の研究者によって明らかにされた脆弱性が存在したままとなっている。 7月の月例セキュリティ情報4件のうち、XP SP2に関するものはヘルプとサポートセンターに関する脆弱性「MS10-042」の1件。Windows 2000に関するものはなかった。 既にMS10-042の脆弱性を悪用する攻撃が発生している。Microsoftによると、脆弱性の悪用を狙う不正プログラムをセキュリティ対策製品で検出できるようにしたが、攻撃が沈静化する様子はみられな