ポイント 冷却シートを額に貼るような感覚で装着できるパッチ式脳波センサを開発。リアルタイムに脳状態を可視化し、手軽に睡眠中の脳波を計測する事に成功。 これまでの睡眠脳波計は専門技師による有線電極の装着が必要なため、家庭で装着するのは困難で、さらに電線があるため寝返りなどの行動が制限された。 今後、睡眠の質と生活習慣病との関係性を明らかにし、手軽な脳波計測による新たな価値創造を期待。 大阪大学 産業科学研究所 関谷研究室を中心とした医脳理工連携プロジェクトチームは、冷却シートを額に貼るような感覚で、容易に装着することができ、リアルタイムに脳状態を可視化できる、パッチ式脳波センサを開発しました。 この度、谷池 雅子 教授(大阪大学 大学院連合小児発達学研究科)、加藤 隆史 講師(大阪大学 大学院歯学研究科)との共同研究により、この手のひらサイズのパッチ式脳波センサを額に貼り付けて睡眠を取るだけ