ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表は8日から、東京ドームでの2次ラウンドに突入した。ただ、3連覇がかかる大会というのに今ひとつ盛り上がりを欠くのは、前回大会で5度も対戦した宿敵・韓国が1度も戦わずに敗退したからか。観客動員、テレビ中継の視聴率への影響が心配されるほか、韓国の進出を想定した宿舎には、大量のキムチが行き場を失っている…なんて話まである。 (宮脇広久) 1次ラウンドで日本はA組、韓国はB組。3大会で初めて別組に分かれた。日本は2位で2次ラウンドに進出したが、3位の韓国は日本と顔を合わせないまま敗退した。 日本で行われる1次ラウンドA組(ヤフオクドーム)と2次ラウンド1組(東京ドーム)を主催するのは、巨人の親会社でもある読売新聞社。同社関係者は「韓国の敗退で、大量のキムチが余ってしまって…」と笑うに笑えない実情を明かす。 主催者は各国の要望に応じ球場や宿舎に