はじめにソニーに22年間、グーグルに3年間勤めた著者が語る、濃くて熱いビジネス戦記。 以下印象に残った部分を抜粋させて頂く。 日本人はバッファローの群れ・全体の約2割が追走し始めると、残りの八割が一気に同じ方向に走り出す ・全体が走りだすまでには時間がかかるかもしれないが、一旦走り出したら凄まじい爆発力を秘めた国民 ★変化の時代には新しいことにチャレンジするしかない ・私のこれまでの体験が、行動するすべての日本人にとって何らかの参考になれば幸い ガバナンスを失っていたソニー・「勝つためには手段を選ばず」的な志の低い企業行為の数々 ・時代感覚をなくして世の中のメガトレンドに疎い ・プライドやビジョンや技術を軽視した保守的な言動 ・幾多の実績を挙げた功労者や自らリスクを取る挑戦者を極端に粗末に扱う ・新しい企業価値を生み出すことに賭ける腹の据わった度胸と忍耐力の欠如 ・内向きに消費される無駄な