日本ボクシングコミッション(JBC)は7日、都内で倫理委員会を開き、先月27日のWBC世界フライ級王座統一戦で王座から陥落した「亀田3兄弟」の長男・亀田興毅(23)=亀田=の父・史郎氏(44)が試合後、試合役員らに暴言を吐くなど抗議した問題を協議し、史郎氏にもっとも厳しい処分を科す方針を固めた。13日に正式決定する。逃げ道も、猶予も期待できない。この日、開かれた倫理委員会にはJBC・斎藤慎一専務理事(81)、安河内剛事務局長(49)ら5人の委員が出席し、定められた規則でもっとも厳しい罰則を与えることで全会一致。セコンドライセンス無期限停止処分中の史郎氏はライセンスを取り消され、事実上「永久追放」される可能性が濃厚となった。 史郎氏は07年10月、次男・大毅(21)=亀田=が世界初挑戦(Vs内藤大助)した際、反則行為を促したとしてセコンドライセンスの無期限停止処分を受けた。同委員会の斎藤委員