○要点 「すべての病は腸にはじまる」 学習障害、精神障害、アレルギーのある子供や大人の大部分は消化の問題を抱えています。 多くのケースでこれらの問題は非常に深刻なので患者や親たちはこの問題を最初に口にします。 深刻ではないケースもありますが、直接質問をすると、親たちは、子供が正常な便をしたことがない、赤ん坊の時の疝痛、腹痛、膨満、鼓腸(ガスがたまる)などが共通項として浮かび上がります。 臨床現場で見ていくと、これらの患者たちはいわゆる精神的症状のほかに肉体的にも非常に病んでいることが分かります。 消化異常、栄養不足、アレルギー、ぜんそく、片頭痛、慢性膀胱炎、カンジダ症、偏食などがやはり図の中に含まれています。 赤ん坊が、この除菌された腸内細菌のもとに生まれます。生後20日ほどで赤ん坊の腸内表面は混合の細菌叢に覆われます。 それが子供の細菌叢になり、この子供の生涯を通じての健康に大きな影響を