農作物や在来種に被害をもたらし、生態系を脅かす鳥獣たち。しかし、見方を変えれば高級食材でもある。工夫次第で益獣となりうるこれらを実際にいただいて調査してみた! 都会でよく見かけるカラスも、農村地区では畑を荒らす害鳥だ。しかし、カラスもフランス料理では高級食材として扱われるとか。 長野県茅野市の山間に店を構えるフランス料理の「オーベルジュ・エスポワール」。オーナーシェフの藤木徳彦氏は、信州ジビエを広めた中心人物で、ジビエ料理を全国に普及拡大させ、野生鳥獣被害の減少や地域の活性化を目指して設立された「日本ジビエ振興協議会」の代表を務める人物だ。 そんな藤木シェフにごちそうになったのは、「信州産ハシボソカラス胸肉のポワレとモモ肉とフォアグラのパイ包み焼き」。ハシボソカラスは、くちばしが小さくて細いカラス。エスポワールで使うカラスは山で暮らしているカラスで天然の餌や果実を食べているので、安心して食
![カラスの肉は美味しいのか? 実際に食べてみた | 日刊SPA!](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ac7f8236b2a7e369076291d33f05f9ac172cc408/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnikkan-spa.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2013%2F12%2F8se.jpg)