前回と同様に、nginx.orgのパッケージからインストールしたnginxが提供している設定ファイルをサンプルとして説明を行います。 今回はnginxのバーチャルサーバの設定を確認していきます。なお、「バーチャルサーバ」はApache HTTP Serverで言うところ「バーチャルホスト」のことです。 バーチャルサーバ毎の設定ファイル nginxの設定ファイルnginx.confに次のような記述を行うことにより、/etc/nginx/conf.dディレクトリにある拡張子がconfであるファイルを読み込みます。 include /etc/nginx/conf.d/*.conf; このconf.dディレクトリにバーチャルサーバ毎の設定ファイルを置くことにより、その設定ファイルが読み込まれます。nginx.orgのパッケージで提供されているサンプルファイルとしては、default.confとex
NginxのWindowsへのインストール 昨日のエントリーに書いたようにNginxを入れてみました。 まずはローカル開発環境のWindowsマシンへ。 開発機の環境はWindows7(64bit)です。 1.http://nginx.org/en/download.html からWindows版をダウンロード。今回のバージョンはnginx/Windows-1.1.14。 2.適当な場所に解凍。今回はC:\project\nginx-1.1.14へ配置。これだけ。 3.Nginxを起動するにはコマンドプロンプトから以下。(Apacheが起動していると80番ポートがバッティングするので注意) C:\>cd C:\project\nginx-1.1.14 C:\project\nginx-1.1.14>start nginx4.停止するにはコマンドプロンプトから以下。 C:\project\n
我々のWebフレームワークCatyでは、Pythonで実装したサーバーによりWebサイト/Webアプリケーションを動かしています。このCatyサーバーは、次のような点で十分とは言えません。 仮想ホストの実現 HTTPS(SSL)通信 キャッシュによるWebアクセラレーション 詳細かつ柔軟なロギング 複数プロセスを使ったパフォーマンス向上 とはいえ、Webサーバーとしての機能を充実させることはCatyの目的ではないので、不足な部分は既存のサーバーソフトウェアの力を借りることにします。Apache + (mod_python or mod_wsgi)、lighttpd + FastCGI といったところが候補でしょうが、結局、nginx(エンジンエックス)を使うことにしました。現状のCatyサーバー(caty-server.py)には特に手を加えないで、nginxを手前に置くという構成です。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く