米国では、10〜20代に人気が集中する写真共有プラットフォーム「Snapchat(スナップチャット)」が、広告媒体として不可欠な存在になりつつある。同社は、2015年9月までの3カ月間で、アプリ内における動画視聴数を倍増させ、40億ビュー/日を達成したと明らかにしたばかりだ。そんななか、エージェンシー(広告代理店)たちは、「Snapchat」を理解しようと、躍起になっている。 「Snapchat」は、短文・画像・動画を共有した後、短時間のうちに消えるタテ型画面のアプリ。メッセージを受けて再生したら、すぐに内容が失われてしまうという独特のUIが人気だ。最近は24時間消えない共有の「ストーリーズ機能」や、コンテンツ配信チャンネル「ディスカバリー」が加わり、総合的なプラットフォームへと成長した。デイリー・アクティブ・ユーザー(DAU)は、1億に達している。 その一方、ティーンエージャーに圧倒的な