ソフトウェアの品質を語るときは、動的品質の前に静的品質を重視せよというお話です。 静的品質と動的品質 ソフトウェアの品質には、大きく分けて静的品質と動的品質があると言えます。 静的品質: ソースコードそのものの品質 ソースコードの可読性は高いか?第三者が読んでも理解できるようになっているか? メンテナンス性の高い設計になっているか? 不具合の入りにくい設計(入れることが困難なアーキテクチャ)になっているか? ドキュメンテーションコメントは簡潔かつ明確に記述されているか? 動的品質: 実行時の品質 要求された機能が正しく動作するか? 実行時のパフォーマンスはよいか?ユーザビリティは高いか? ユニットテストはパスしているか? 一般的に、ソフトウェア品質というと動的品質の方ばかりが注目されがちです。なぜなら、多くの場合、ソフトウェアベンダの評価やプログラマ自身の評価が、納品したソフトウェアを実際