昔々、ある空座町に、おじいさん(アブウェロ)とおばあさんがいました。 ある日、アブウェロは、虚圏(ウェコムンド)へ最上級大虚(ヴァストローデ)を狩りに、おばあさんは、尸魂界(ソウルソサエティ)に死覇装の洗濯にいきました。 死覇装についていたホコリは、刃に似ていました。 おばあさんが、流魂街で洗濯をしていると、死覇装は縮んでかなりタイトになってしまいました。 おばあさんが洗濯を続けていると、瀞霊廷の方から、大きな崩玉が、ドンドチャッカ、ドンドチャッカと流れてきました。 おばあさんは、「スエルテ(ラッキー)」と叫んでこれを拾います。 おばあさんは、穿界門を通って飛廉脚で空座町に帰りました。 アブウェロが、響転(ソニード)で黒腔(ガルガンタ)を通って帰ってくるのを待って、おばあさんは、命を刈り奪(と)る形をした斬魄刀で、崩玉を切ろうとしました。 鋼皮(イエロ)が硬く、おばあさんは、これを切るのに
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