ブックマーク / sasuke0369.blogstation.jp (1)

  • 「続続・辻征夫詩集」より、詩集補遺5冊分を読む : 風の庫

    「続続・辻征夫詩集」は、2006年・刊。辻征夫の没した2000年より、6年後である。2003年には、書肆山田より「辻征夫詩集成」が刊行されており、それに対抗するためにも、また現代詩文庫で締めるためにも、「続続・同」は必要だったのだろう。 「続続・同」の冒頭は、これまで現代詩文庫の抄出で、除かれていた作品である。当時の編集者には考えがあったのだろうし、詩人も納得していたのだろう。それが没後、全詩集に対抗するためにも、拾い上げるのは忸怩たる思いがあっただろう。ばらばらではあるけれど、現代詩文庫3冊で、散文を1部含め、全集をまとめた事は、晴れがましいだろう。 「続続・同」の冒頭は、現代詩文庫で5詩集から漏れた作品を集める。 「天使・蝶・白い雲などいくつかの瞑想」からでは、「むらさきの蝶」で「酒に依存し  酒に夢を/つむぎながら」と告白する。 詩集「かぜのひきかた」の「アルバムの余白に」では、「ぼ

    「続続・辻征夫詩集」より、詩集補遺5冊分を読む : 風の庫
  • 1