2016年7月、東京都中央区日本橋のあやめ公園でとある盆踊り大会が開催されました。それが「中洲ブロックパーティ」。クラフトワークの74年作「Autobahn」のオマージュでもある告知フライヤーにピンときた方もいらっしゃるかもしれませんが、「大江戸まつり盆踊り 中洲納涼会」の前日祭として開かれたこの中洲ブロックパーティ、通常の盆踊りとは一味も二味も違う極めてユニークなもの。そのため1回目にして大きな話題を集め、さまざまなメディアでも取り上げられることになりました。 今回は盆踊りの新たなスタイルを実現した中洲ブロックパーティの運営を手伝っている岸野雄一さんにインタビュー。中洲ブロックパーティ以降もさまざまな形で盆踊りの可能性を提示してきた彼に、地元で盆踊りを始めるうえでのノウハウを伺ってきました。 「盆踊りもアップデートされていいと思ったんです」 まず、岸野さんの経歴をご紹介しましょう。 80