南アフリカの野生保護区「クルーガー国立公園」に生息するライオン(2010年6月21日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / PIERRE-PHILIPPE MARCOU 【2月12日 AFP】南アフリカ北部の有名な野生保護区付近で10日、人の頭部などが見つかり、警察は12日、密猟者とみられる男がライオンの群れに襲われ、体のほぼ全てを食べ尽くされたという見方を示した。 現場は同国北部リンポポ(Limpopo)州フッドスプルイト(Hoedspruit)に近い「クルーガー国立公園(Kruger National Park)」そばの禁猟区。茂みの中に人体の一部が発見された。同域一帯では近年、密猟が増加しているという。 リンポポ警察報道官は、「被害者は同禁猟区内で密猟を行っていた際に、ライオンに襲われ死亡したとみられる。ライオンは遺体のほぼ全部を食べ尽くし、頭部などほんの一部のみを残した」と