本書『学びを結果に変えるアウトプット大全』(サンクチュアリ出版)は、記事執筆時点の2018年末にはアマゾンのビジネス実用カテゴリーで5位にランキングしているベストセラーだ。同年8月に刊行され年末には、9刷28万部(電子書籍含む)を突破したというから、すごい勢いで売れている。 この手のビジネス啓蒙書には手を出さないことにしているが、「現実」はアウトプットでしか変わらない、ポジティブな言葉を増やすだけで幸せになれる、書けば書くほど、脳が活性化する、など著者・樺沢紫苑さんの主張にうなづける点も多く、買い求めた。 樺沢さんは精神科医のかたわら、著述活動をしている。評者がもっとも共感したのは、「インプットとアウトプットの黄金比は3:7」という点だ。ほとんどの人はこれが逆転していて、インプットが過剰だというのだ。樺沢さんは「書く」ことで、脳幹網様体賦活系(RAS、Reticular Activatin
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