八丈島の西7キロのところにあるとがった島、それが八丈小島です。ひょっこりひょうたん島のモデルになったとも言われています。 ごつごつとしたこの島、とても人が住めそうな島には見えません。 しかし、1969年までは人が暮らしていたのです。 八丈島の目の前にありながら、島の暮らしは過酷なものだったそうです。 電気や水道はもちろんなし。外部との連絡手段は1955年に公衆電話がひかれるまではなく、交通手段も1958年までは自力で渡る以外はなかったそうです。 しかし過疎化が進み、住民は八丈島に移住する決意をし、1969年に全島民が移住をしました。